産業技術科
産業技術科
●学科紹介
産業技術科では、金属や木材、その他の材料を利用して、実際の「ものづくり」を通して人格形成をすることに教育の主眼を置いています。「ものづくり」の楽しさ、技術を理解し構想が実現していく喜びを味わうことで将来の生徒の進路に役立つことと思っています。
学校生活を過ごしていく上でも見通しをもつことや、総合的な力を養うことは大切なことです。実際の学習から得られる大きな効果といえます。
学習する科目は工業基礎や実習、情報処理、製図、就業体験があります。選択科目は自動車・工芸・電気・電子・情報関係などから選べます。自分で課題をもち解決していく課題研究、材料の理論的な学習等幅広く工業に関する基礎的・基本的な要素を学習します。また、溶接や製図などの基礎的な資格も在学中に取得することができます。
最近の技術革新はめざましい発展を遂げています。これらの動向に合わせて、例えば白線をセンサで読み取り、コンピュータでプログラムを作成し、コースに沿って走らせるマイコンカーの学習などを取り入れています。
多くの卒業生のは工業関係の企業等へ進んでおり、今後もこの分野で活躍できる人材育成を努力していきたいと考えています。
●教育目標
産業(特に工業)に関する基礎的・基本的な知識、時代の進展に応じた知識と技術を習得させ、現代社会における工業の意義や役割を理解させるとともに、主体的対話的で深い学びの実現とキャリア教育の視点を踏まえつつ産業技術の発展を図る能力と態度を育てる。
1.事故防止と安全・衛生の習慣化を図る。
2.基本的な学習・生活態度の育成を図る。
3.コミュニケーション能力の向上を図る。
4.ものづくりの興味関心と勤労意欲の向上を図る。
5.専門的知識や技能の理解と応用・探求を図る。