今日の高聾

第3回寄宿舎避難訓練

12月14日(木)16:30寄宿舎第3回避難訓練を実施しました。今回は火災が発生した想定で実施しました。生徒たちは、非常ベルが鳴ると部屋から顔を出し「今何が起きているのか」状況の確認をし、職員の指示に従って落ち着いて避難することができました。最後は、教頭からの講評を生徒たちは真剣に話を聞き、避難訓練を振り返ることができました。事前指導を行った訓練でしたが、生徒一人一人が緊張感を持って真剣に取り組めた避難訓練でした。

給食だより12月号

「学校からのたより」のページで公開しています。
http://www.koutourou.hokkaido-c.ed.jp/?page_id=206
※公開が遅れ、申し訳ございません。

第24期よつば会選挙

本日「第24期よつば会選挙」を行いました。
男子と女子の代表者を決める大事な選挙です。

生徒たちは皆、自分たちの生活に直接関わる選挙であることを意識し、真摯な態度で参加していました。

カフェの開催に向けて(重複学級)

現在、重複学級では、12月15日(金)のカフェオープンに向けた学習を行っています。
カフェの名前は「Shiawase Café」です。
カフェを利用したお客様が、「幸せ」な気持ちになるように…
という生徒たちの想いがこめられています。
この学習では、各教科で横断的に取り組み、
カフェを成功させるために日々、準備をしています。

その中で、生徒同士で協力しながら意欲的に学習へ取り組む様子が見られています。
今回は第1回目ということで、本校の生徒や職員をお客様にとしていますが、
今後は近隣の方等へもご案内できたらいいなと思っています。

▼カフェの開催に向けた制作物

▼生活単元学習:接客練習

▼作業学習:クッキーの生地作り

▼作業学習:クッキーの入れ物作り

▼美術:ポスター制作(アイビスペイント使用)

▼自立活動:コーヒーの入れ方

第2回校内研修会(全校研修会)

令和5年11月29日水曜日、早稲田大学大学院日本語教育研究科教授の川上郁雄先生をお招きし、「生徒の日本語の発達段階を把握し、ことばの実践を考える~JSLバンドスケールの聴覚障がい教育への応用の可能性~」をテーマに教育職員対象の研修会を行いました。
聴覚障がい教育の専門性の維持という観点から、重なる部分も多い日本語教育の分野の知見を実装し、構造を拡充していけないか、その可能性を模索する研修となります。
特に、後半の質疑応答は、言語指導の内容の妥当性について、厳しく突きつけられる内容でした。また、御紹介いただいたJSLバンドスケールは、カリキュラム・マネジメントを進めて行く上でも強力なツールとなる可能性を秘めています。
多くの新たな知見をいただいたことに、改めて講師の先生には感謝申し上げます。今後の本校教育の実践力向上に繋げていけるよう、より一層研究と修養に努めて参ります。

令和6年度(2024年度)北海道高等聾学校入学者募集要領(本科)

令和6年度(2024年度)北海道高等聾学校入学者募集要領

令和6年度(2024年度)入学者募集要領を公開いたしました。
下記のリンクからダウンロードしてください。

本 科 入学者募集要領

出願に必要な書類について、郵送を希望される場合、送料は出願者の負担となります。
下記を参考に所要額分の郵便切手と必要部数・送付先を書いたものを同封し、下記まで郵送にて御請求ください。

1部:140円、2~3部:250円、4~7部:390円、8部~10部:580円
請求先:〒047-0261小樽市銭函1丁目5-1 北海道高等聾学校
                      ※11部以上はお問い合わせ下さい

※専攻科については、「専攻科 入学募集要領」のページをご確認ください

どんどこ会(高等聾学校寄宿舎)

11月16日(木)寄宿舎では、交流を深める行事「どんどこ会」がありました。この行事は、2学年が司会、食事、会場、余興を担当し計画を立てました。

会食は、寄宿舎生から希望を募った豪華なメニュー。会話をしながら楽しい
会食となりました。

余興は「高聾〇×クイズ」を行いました。クイズは本校開校の年や教職員数、寄宿舎の自動販売機で売られている飲み物の数など多岐にわたる問題でした。回答がおもしろく、会場が盛り上がりました。

最後は、参加者全員で集合写真を撮り、普段と違う笑顔を見せてくれました。みんなで楽しいひと時を過ごすことができた素敵な行事になりました。

意見発表会

11/10(金)に、本校で「意見発表会」が行われました。
意見発表会では、生徒自らが日々の生活の中で感じていることや考えていることを
自身の体験を交えながら発表していました。

今年度は、1〜3年生までの12名が発表しました。
発表では、大勢の人を前に緊張しながらも、
堂々とスピーチをする生徒たちの姿に胸を打たれました。
また、話す速さや間の使い方、資料の見せ方等、
さまざまな工夫を凝らして、どうすれば伝わりやすくなるのかを
追求しているのが伝わってきました。

見学旅行

10/30(月)~11/2(木)の4日間に渡って、
見学旅行(本科2学年)が行われました。

見学旅行は、関西方面での実施となり、
1日目:「奈良公園」「東大寺」
2日目:「自主研修」
3日目:「USJ」
という日程でした。

生徒たちは、普段とはまた違った環境で、仲間と楽しい時間を
過ごすとともに、集団での過ごし方や自己管理等、
多くのことを学ぶことができたのではないかと思います。
これらの経験をもとにこれからの学校生活をより充実したものにしていってください。

また、実施に当たり多くの方々のご尽力をいただきました。
大きな事故に巻き込まれるということもなく、
無事に終えることができたこと大変嬉しく思います。
誠にありがとうございました。

 

有島武郎青少年公募絵画展表彰式

11月3日金曜日にニセコ町の有島記念館で表彰式が行われ、奨励賞を受賞した本校美術部の生徒さんも参加されました。
会場に展示された作品は、約3.5倍という競争率を勝ち抜いた作品群だけに、どれも若さにあふれた迫力ある作品ばかりであり、展示会場は非常に刺激的な空気に溢れていました。
審査員の先生からも、作品を目の前に個別に講評をいただくことができ、「確かなデッサン力をベースにした良作であり、周囲の動物たちの表情が大変よく描けている。大学に進学し、活動を継続されるということだが、ぜひ頑張ってほしい」との評価をいただきました。
表彰式においては、美術部担当が手話通訳を行い、当事者からの要請に基づいた合理的配慮を提供いたしました。他校の生徒の皆さんにも、聴覚障がい学生への合理的配慮や手話通訳の存在、またこのような大会参加の在り方等について考えていただける機会になったのではと思います。
加えて、他校美術部担当と本校担当が作品を前に話す機会があり「画面構成上躊躇しがちな要素の配置も、この作品においては、作者にとっての要素の階層性に基づいて非常にピュアに組み立てられているのが非常に魅力的であるし、興味深い」「このような配置の有り様自体が、作者自身の世界の切り分け方をそのまま表しているのかもしれない」「おそらく、描きたかったことは、目なのではないか。目というよりも視線なのかもしれない。目を細めて作品を見たとき、各オブジェクトのぼやけていった中で視線が強力に浮かび上がる。それぞれの動物たちの目線に意図を感じる。手話の構成要素として重要であるということだが、この作品においても「視線」自体が重要な要素となっている」というような評価をしていただきました。本大会において、非常にインパクトを与えた作品になったことは間違いないようです。

 

美術部が小樽ユース展に出品しました

本校美術部では、市立小樽美術館市民ギャラリーを会場に行われている「小樽ユース展」に作品を出品しております。
この公募展は、2023年9月28日木曜日から11月5日日曜日まで小樽市で開催されている「令和5年度 第74回小樽市文化祭」の一つとして組み込まれているものです。
小樽市内の高等学校等の美術部所属生徒の作品が展示されており、本校美術部も小樽市に所在する学校の一つとして参加させていただきました。
小樽ユース展は、10月29日日曜日まで開催されています。

美術部が第35回有島武郎青少年公募絵画展で入賞!

標記の件で、本校美術部から出品していましたが、結果2名が入選(うち1名入賞[奨励賞])となりました。
入賞26、入選74、落選252点ということで、それなりの狭き門となっている公募展です。道内美術系私立高校の入賞・入選が圧倒的に多数であり、昨年度は、本校からの入選者はおりませんでしたが、今年度は大躍進となりました。本当に素晴らしいと思います。
入賞作品は、F50号のパネルの中央に自画像、その周囲にさまざまな生物を配置し、徹底的に描きこんだ鉛筆デッサンです。作者の持つある種の思い切りの良さや美意識、高校生特有の、に加えた言語的少数者としての葛藤、そしてその境界からは見えづらい、その背景にある今にも割れてしまいそうなガラス様の繊細さを感じ取れる相当な力作となっています。
会期:令和 5年 2023年10月28日(土)~11月12日(日)
会場:有島記念館 [休館日:10月30日(月)、11月6日(月)]
ですので、お時間のある方は御覧になっていただければと思います。

展覧会Webページへのリンク

美術部が高文連全道大会に参加しました01

令和5年10月5日木曜日から6日金曜日まで、函館市で行われた北海道高等学校文化連盟第57回全道高等学校美術展・研究大会に本校美術部も参加いたしました。所属する生徒のうち、作品が全道推薦となった3名と佳作となった2名の計5名が参加しています。
そして、全道推薦3作品のうちの一つは、全道優秀作品に選出いただきました。素晴らしい!です。
大会においては、全道各支部からの選りすぐりの作品が一堂に会し、会場となった函館アリーナに展示されましたが、その作品数の多さに参加生徒も驚いていたようです。
研修会では、函館西部地区を巡り、公会堂周辺でのスケッチ等を行いました。美術部所属の学生には函館市出身の学生も含まれており、地元への凱旋のような形になりました。
(02へ続きます)

 

美術部が高文連全道大会に参加しました02

2日目は、全国大会推薦生徒の表彰式も行われました。広い会場の中、日程をやりくりした中での開催だったこともあり、必ずしも見やすさが確保されていたわけではありませんが、音声認識アプリの利用や引率教員による手話通訳等を行い、生徒からの要請に応じた合理的配慮を提供いたしました。
緊急性や速報性の高い情報はどうしても音声情報が中心となりがちではあります。参加生徒たちには、そのような有り様についても俯瞰しつつ、自分たちにとって必要な合理的配慮を説明し、具体的な支援の手立てを引き出していける力が必要ですし、同時に、聴者の集団に対しての妥当性のあるガイダンスができる力が本校のセンター的機能として求められていると考えます。
このような意味で、本校生徒にとっても良い機会ではありましたし、普通高校に在籍する聞こえる生徒達にとっても、聴覚障がいのある生徒たちがこのような場に参加する場合に立ち上がる社会的障壁について考えていただく機会になれればと考えます。今回の大会参加にあたって御支援いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。