今日の高聾

高等学校新人陸上競技大会(小樽支部)

8月24日(土)~25日(日)に、小樽支部高等学校新人陸上競技大会が行われました。

本校から陸上部の生徒が出場しました。
全員全力をつくし、良い経験になりました。

出場種目は以下の通りです。
男子100m走:1名
男子6kg砲丸投げ:1名(優勝,全道大会出場権獲得)
男子5000m走:1名(自己新記録)

次の全道大会(9月17日~20日)に向けて、今後も練習に励みたいと思います。

高文連後志地区大会で美術部生徒3名の作品が全道推薦

9月28日から30日の間、市立小樽美術館で行われた高文連後志地区美術専門部の研究大会において3年生2名、2年生1名が全道推薦、2年生1名が佳作に入選となりました。
この4名が10月の旭川で開催される全道大会出場する予定です。

また、3年生の作品については、本校生徒作品が生徒投票では、得票数1位となりました。各校美術部顧問による作品選出においても、本校1年生の作品が選ばれ、全体に紹介いただきました。

本大会の参加作品の多くはファインアートですから、自分の思想信条の表現である以上、自分の作りたいものを表出することが最も大事なことであり、その観点で言えば、作品の優劣はつけがたいものがあります。

他方、本大会は研究大会であり、美術を研究対象として系統的な学びを展開しようとしています。

つまり、「こう描きさえすれば、ある一定のこういう効果がある」「こういう作家の心の動き方にはこういう意味がある可能性が高い」といった、法則性や真理の追求といった側面が本大会にはあり、それは次代に残しえる価値となりうるかどうかとか、全体にとっての価値になるかどうか、といった観点が生まれてくることになります。

本大会は、参加各校の特色が発揮され、非常に内容の濃い、充実した研究活動が行われた大会だったと思います。本校生徒にとっても、半年間の制作活動の評価となりますから、それなりの緊張感もあったと思いますし、校内では得難い価値の伴った活動になったのではないかと思います。

また、本校は特別支援学校であり、高等学校等との交流学習も行事計画にいくつか位置づいていますが、大会では他校の作品への批評(相互批評)は、間接的でありますが、そのような側面も持っていたように感じられました。何かしらの直接的な対面活動はないにしても、質の高い作品及びその批評等を通した間接的交流は、指導上の環境整備が整っていれば、深いレベルでの心情的交流が追及でき、「交流学習」として十分成立しうるものと感心させられました。

 

重複学級「発表会」

7月25日(木)に重複学級で「宿泊研修の思い出と就業体験のまとめ発表会」を行いました。

今年度の重複学級の情報の授業では、ICTを活用しGoogleクラスルーム、ドキュメント、スライドを使った学習に取り組んでいます。

発表会に向け、1年生は宿泊研修、2・3年生は就業体験についてスライドを使って、宿泊研修先や就業体験先、それぞれが取り組んだことや感想をまとめました。

発表会では多くの先生方が見ているので緊張した様子が見られましたが、補足説明も入れながら上手に発表し、発表後の質問にも慌てることなく答えていました。

今後もICTを活用した資料の作成と発表の経験を積み重ねていければと思います。

 

 ▲発表会の司会進行は3年生が勤めました。

  

 ▲それぞれが作った資料を使い発表しました。

 ▲質疑応答にも立派に対応しました。

 ▲校長先生が発表会を見にきてくれて「1年生は宿泊研修で仲が良くなったことが伝わってきました」「2・3年生は就業体験で学んだことを日々の生活でも生かしてください」と講評をいただきました。

令和6年度一般救急講習

本校職員を対象とした標記の講習会が7月30日に行われ、小樽消防署を招聘したAEDを使用した救命措置等についての訓練を行いました。
緊急時の対応は、どうしても音声情報中心となりがちです。例えば、電車乗車中の緊急停車や到着時刻遅れの放送なども、たいていは音声情報になります。車内のディスプレイに表示される情報は、たいてい非常に限定的で定型的な情報であり、必ずしも今、すごそこで起こっていることについて実況する情報が視覚化されるわけではありません。
ですから、今目の前に人が倒れたときの対応も、相当な範囲が音声情報に依存することになります。周囲に声を掛ける、AEDを持ってきてもらう、119番に電話連絡する‥
このような緊急時において聴覚障がいの方が向き合うことになる現実に聴者側が目を向けるといった意味でも、今回の研修は非常に良い機会になるはずです。
また、今回の研修では、聴覚に障がいのある職員も参加しており、研修担当や校長が手話通訳等の情報保障を行っています。聴者中心に構成された社会環境における緊急時への対応には、改めて難しさもあるわけですが、当事者自身も含めてその難しさについて客観的に知り、その上で可能である具体的な対応を考えていく(電話連絡と胸部圧迫の役割を交換することを要請できる、といった)という観点は重要だと考えます。改めて、本校における職員の研修体制においては、聴覚障がいのある職員も多く在籍することを前提とし、必要な環境整備と合理的配慮ができる体制を常に構築できるようにしていかなければなりません。そういう気づきを得る機会としても、非常に重要な機会であったと考えます。

夏期休業手話特別研修

本校では、生徒が不在の長期休業期間、一定のまとまった時間が確保しやすいことから、日本手話ネイティブのろう者で、かつ、専門の指導技術講習を受けられた外部講師を招聘しての手話研修を例年行っています。今年度も夏季休業時の研修を7月30日に行いました。
日常的に手話の研修は、短時間を繰り返す構成で行っていますが、長期休業中の研修では、日本手話の文法事項の中でも聴者にとって習得しづらい要素であるNMM(Non Manual Markers)やCL(classifier)を中心に学習します。今年度、新たに異動された職員にとっては始めて触れる話も多くあり、なかなか刺激的な内容になったようです。
この研修は、生徒と単に通じるための手段以上に、生徒が学びを深めるために不可欠な教師側の言語学習という側面もありますし、「聾学校」の教育職員を対象とした研修体制における重要な構成要素となると考えます。今後も授業の質の向上に向け、継続的に取り組んで参ります。

(美術部)高文連支部大会に向けて

夏休みを直前に控えた7月下旬、美術部の制作活動は、8月下旬の高文連後志支部の地区大会に向けて制作活動が熱気を帯びています。
F30号のキャンバスというある区切られた範囲ではありますが、一人一人の世界観が空間内に展開されていきます。制作時間が限られるなど、何かと制約の多い制作活動にはなりますが、生徒達の創造性が夏の日差しが差し込む教室の中、きらきらと輝いています。
大会は、8月28日水曜日から30日金曜日まで、市立小樽美術館で開催予定です。

令和6年度 高聾祭の御報告

 7月13日(土)~14日(日)の2日間、本校で「高聾祭」が開催されました。新型コロナウィルス感染症の影響による制限を緩和して2年目となった今年、来校者数は2日間で約500名となりました。
 学年ごとのパフォーマンスや模擬店など、生徒たちの企画が盛りだくさんで、本校生徒たちの活動内容や雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。
 ご来校いただいた皆様、誠にありがとうございます。


       

全校集会

7月4日(木)に全校集会が行われました。
全校集会では、校長先生からのお話のほか、
表彰伝達式、図書館部・保体部・高聾祭実行委員会からの連絡がありました。

校長先生からのお話では、
7/13(土)から始まる「高聾祭」について、
それぞれが個性を発揮し、活動の中で、信頼感、連帯感を深めてほしいと
激励の言葉をいただきました。

表彰伝達式では、資格検定(情報処理技能検定、日本語ワープロ検定)、陸上部、美術部の表彰がありました。
今後も良い結果を残せるように、継続して頑張ってほしいと思います。

 

▼表彰伝達式

▼高聾祭実行委員会長からの挨拶

高聾祭(7/9)作業の様子④ 庶務係

庶務係の様子

プログラムを作っている様子です。

高聾祭で来ていただくお客様のために大量にコピーをし、

庶務係全員で一生懸命綺麗に折っていました。

(高聾祭庶務係・HP担当生徒)

高聾祭(7/5)作業の様子③ 夕方まつり

生徒たちが余興や有志発表を行う、夕方まつりの準備をしています。

夕方まつりの流れを確認中

 

パワーポイントで、余興内容・チーム分けを作成中

(高聾祭庶務係・HP担当生徒)

高聾祭(7/5)作業の様子② 文字係

文字係の様

 

開催式で発表されるテーマの文字板を作っています。

今は、板に色を塗るための準備中。

 

板に、文字のテープを貼る作業が難しいようです。

 

(高聾祭庶務係・HP担当生徒)

高聾祭(7/5)作業の様子① 総務係・会場係

本日から本格的に高聾祭の準備が始まりました!

 

総務係の様子

 

椅子を整列しています

会場係と総務係でそれぞれ男女分かれ、協力しあって、汗を流しながら、会場設営をしていました。

当日見に来てくれる人のことを考えて、見やすいように、みんなで話し合って、椅子の位置の微調整をしています。

 

会場係の様子

 

会場係と総務係で協力して設営をしています。

会場設営でステージの幕を丁寧に取り付けています。

暑い中、頑張っています。

 

(高聾祭庶務係・HP担当生徒)

令和6年度 高聾祭のご案内

令和6年度 高聾祭についてお知らせ

暑い日が続き本格的な夏が近づいてきていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、このたび高等聾学校では、第54回の高聾祭を開催します。

第54回高聾祭テーマ

「煌星」

~個性で輝け 我らの高聾祭~


昨年度から一般公開になり、「皆さんに楽しんでほしい!」と張り切って準備を進めています。

御来校をお待ちしています。


7月13日(土)

12:50 受付開始

13:00 開祭式

13:45 学年パフォーマンス(体育館)

15:35 夕方まつり(体育館)


7月14日(日)

9:50受付開始

10:00 展示・上映開始

10:30 模擬店開始

12:10 模擬店終了

13:20 閉祭式

13:55 全日程終了

 

発熱・風邪症状のある方は、御来校を御遠慮下さい。

軽食を提供する模擬店はございません。昼食は各自でお取りください。


主催 北海道高等聾学校生徒会

7月1日(月)、学校説明会が開催されました。

7月1日(月)、学校説明会が行われました。多くの保護者や中学生等の皆様にご参加いただき、盛況のうちに終了いたしました。

開会式では、校長先生の挨拶に続いて、教育方針や特色ある教育プログラムについてのプレゼンテーションが行われ、本校の魅力をお伝えしました。

その後、実際の授業の様子や寄宿舎を見学し、本校の教育環境を肌で感じていただきました。

参加者の方々からは、「実際に学校を見学して、雰囲気が良かった」といった、さまざまな感想をいただくことができました。

この説明会がご参加いただいた皆様にとって有益な情報提供の場となり、進路選択の一助となっていれば幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。