全校研修会

令和5年5月31日水曜日、定期考査期間で午後が放課になることを利用して、教育職員を対象とした研修会を行いました。
研修会のテーマは「やさしい日本語とSLA~聴覚障がい教育への応用の可能性~」です。
日本語を第二言語習得とする人々が日本国内で情報を共有するツールとして活用されている「やさしい日本語」の概要や活用範囲、方法等を学び、本校生徒学生における学びの有り様や直面する課題等を洞察しながら、教科の学びを深めるための方略や言語指導の手続きの検討の参考にすることを目的としています。
講師は、北海学園大学人文学部日本文化学科准教授の丸島歩先生(日本語教育学)です。
講演では、「やさしい日本語」の定義や特徴、聾学校の生徒たちへの活用の可能性等についてお話しいただきました。
本校生徒学生の学びの深化に必要な指導上の手立てが多く示唆され、刺激的な内容でありました。今回得られた知見を、実践に生かせるよう、さらに研究を進めてまいります。