美術部が高文連全道大会に参加しました02

2日目は、全国大会推薦生徒の表彰式も行われました。広い会場の中、日程をやりくりした中での開催だったこともあり、必ずしも見やすさが確保されていたわけではありませんが、音声認識アプリの利用や引率教員による手話通訳等を行い、生徒からの要請に応じた合理的配慮を提供いたしました。
緊急性や速報性の高い情報はどうしても音声情報が中心となりがちではあります。参加生徒たちには、そのような有り様についても俯瞰しつつ、自分たちにとって必要な合理的配慮を説明し、具体的な支援の手立てを引き出していける力が必要ですし、同時に、聴者の集団に対しての妥当性のあるガイダンスができる力が本校のセンター的機能として求められていると考えます。
このような意味で、本校生徒にとっても良い機会ではありましたし、普通高校に在籍する聞こえる生徒達にとっても、聴覚障がいのある生徒たちがこのような場に参加する場合に立ち上がる社会的障壁について考えていただく機会になれればと考えます。今回の大会参加にあたって御支援いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。