活動の紹介・新着情報

文化庁ユニバーサル公演事業「手話狂言」:情報デザイン科の授業風景

令和5年9月8日金曜日文化庁ユニバーサル公演事業として日本ろう者劇団が来校し、手話狂言の公演並びにワークショップ等を行いました。
本事業は、専攻科情報デザイン科の授業の一環としてカリキュラム上は位置付けられていますが、またとない非常に貴重な機会であり、本科の生徒の皆様にも参加いただく枠組をつくった上で事業を実施いたしました。
当日は、朝から専門の業者による体育館への舞台設営が行われ、非日常感が充満した雰囲気の中、演目「附子」が演じられました。
日常の手話表現とはまた違った、非常に形式的な表現が特徴ですが、様式がしっかり固まっているが故、開演前後は、生徒の皆さんも緊張気味でしたが、途中の休憩時間では、演目中の太郎冠者と次郎冠者の手話を真似しながら会話をしていたりとか、砂糖の色が何かしっかり読み取れていたり等、公演を楽しんでいる様子が伺えました。やはり、形式が多少の変更を伴っていたとしても、ろう者が使用する手話であるが故、その核となっているフレームを共有することができるんだろうなと、改めて感心した次第です。
あと、声と手話一致させていることについては、声に合わせて手話、または、手話に合わせて声、ということではなくて、そもそもその同じタイミングになるように形式がしっかりあり、その練習をしっかり行っているからこそ可能になるものということだそうです。ある意味、音楽のオーケストラと同じ感覚なのかもしれません。両モードの経時的な間が常に一定だからできる芸当であり、形式ががっちりしているからこそ、それが可能となるのだとだと思われます。改めて、表現の奥深さを考えさせられます。

「人喰いの時代」展におけるAR設置作業:情報デザイン科の授業風景

令和4年8月17日火曜日、市立小樽文学館で19日土曜日から開催される「人喰いの時代」展におけるAR展示の最終設置作業を行いました。
この展示は、AdobeAeroを利用したAR作品を利用した一種のインスタレーションであり、コラボレーションの範囲も、技術的に追求した範囲も、これまでの枠組みを大きく超えたものとなりました。
この日は、展示作業のため館内全体が休館となっており、他のブースの作業が進捗していく中、与えられたスペースにおける展示作業を専攻科2年生が中心となり、進めました。
この展示は、市立小樽美術館で10月29日日曜日まで行われます。

ユニバーサル公演ー日本ろう者劇団来校ー:情報デザイン科の授業風景

令和5年8月21日月曜日の5、6校時に、専攻科情報デザイン科では、文化庁のユニバーサル公演事業の枠組みを利用し、日本ろう者劇団をお招きした授業を行いました。この授業においては、本科1年生から3年生までの生徒にも参加していただき、教育課程が異なるため扱う授業名は異なるものの、貴重な学びの機会として利用していただくことといたしました。
前半は、演劇表現の多様性について、後半は、狂言の基礎知識や動き方等についてのワークショップを行いました。日本ろう者劇団のワークショップは、必ずしも「聾学校」が多いわけではないようですが、今回は同じ言語を共有する場となることで、いつもとはまた異なるメニューを組んでいただき、非常に有意義な活動となりました。
本公演の手話狂言は9月8日金曜日に同じく本校で予定されています。

筑波技術大学との連携授業による学校訪問:情報デザイン科の授業風景

令和5年8月5日(土)、筑波技術大学との連携授業の一環として、専攻科1年生3名が筑波技術大学を訪問しました。
これまでに小樽文学館の展示に係り、AdobeAeroを使って制作されたAR作品について、技術協力をいただいた修了生の皆様や先生方への「制作作品プレゼンテーション」及び「仮設置の作業時の写真画像等による報告」等を行いました。
この作品は、現物の「本のダミー」をタブレットPCをとおして覗くと、模型から3Dスキャナでデータ化したCGのバスが浮かび上がり、そのバスをタップすると「本のダミー」の周りを周回して本に戻っていくアニメーションが展開されます。アニメーション自体はうまく言っているのですが、周回すると縦位置の座標が少しずれるというバグがあり、その原因を修了生の皆様とその場で議論しながら修正を行いました。
訪問した1年生にとってみれば、修了生の皆さんの技術力の高さに触れるよい機会となりましたし、今後の進路選択等にも大いに参考になったものと思われます。
この活動の実施後は、筑波技術大学のオープンキャンパスが同時に行われていたことから、修了生の皆様に学内の各所を案内していただきました。筑波技術大学の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございます。

小樽文学館でのAR作品の仮設置:情報デザイン科の授業風景

令和5年7月17日(月)、筑波技術大学との連携授業の一環として行っているAdobeAeroを利用した小樽文学館展示用のAR作品について、専攻科学生が現地での仮設置作業を行いました。
学校祭等の展示用に校内でもインスタレーション作品の一部として仮設展示を行いましたが、インスタレーション作品を展示する際には、現地の環境的要因に多くく左右されます。ですので、これまでに制作された作品を実際に現地に持ち込んで設置し、こちらの狙いにあった展示が可能かどうかの検証作業は、必須のものとなります。
この作品は、現物の「本のダミー」をタブレットPCをとおして覗くと、模型から3Dスキャナでデータ化したCGのバスが浮かび上がり、そのバスをタップすると「本のダミー」の周りを周回して本に戻っていくアニメーションが展開されます。
た。
ここで使う本のダミーは、展示時は開いたままにしておくのですが、実は表紙部分もかなり作り込んでいます。最初は、本を開いたときにトリガーが作動し、アニメーションが始まることが当初は考えられていたためです。 ただ、全体の構造がわかりえない一般のお客様を対象にする場合、「どれくらい何も理屈が分からなくても、こちらの狙いどおりに操作ができる」インターフェースをデザインし、準備することが重要にいなってくるため、このような方法を取ることにしました。かなり作り込んでいたので残念ではあるのですが、実際には見えない部分を作り込んでおくことも、それはそれで表現としてはありなんだろう、ということで、ひとまず妥協することといたしました。
学校と比較し、比較的水平面が検出されやすかったり、背景のスチレンボードの陰影がはっきり浮かびやすかったりと、展示の環境としては非常に秀悦であることが確認できまし検証作業を繰り返しつつ、8月19日の公開に向け、いよいよ制作は最終の工程に入ったと言っていいでしょう。