3年ぶりの校外学習:情報デザイン科の授業風景
令和5年6月9日金曜日、北海道高等聾学校専攻科情報デザイン科では、3年ぶりとなる校外学習を行いました。2箇所訪問させていただいております。
1箇所目は、札幌市内の美術予備校になります。本校の学生数ではなかなか推し量ることのできないデッサンの到達度について視覚的に確認することが目的です。参加した学生もこれまでにない緊張感を味わっていたのではないかと思います。
2箇所目は、手稲区の印刷工場になります。札幌市内でも数件しかない、オフセット輪転印刷機を持った工場で、非常に大規模な印刷を行っています。ここの訪問の目的は、本校で学ぶDTP、グラフィックデザインは、オフセット印刷を前提としたデータ作成を行う必要がありますが(分版やトンボ、殖版等)、本校には印刷機がないため、その実際を見学し、データ作成及びデザインに活かしていくことになります。
ここも普段は見ることのできない(普通の見学では見ることが難しいそうなことも含め)内容について、「デザインを専門に学ぶ学生」のために相当深い部分まで見学させていただきました。巨大なロール紙、熱風が吹き付ける乾燥機、印刷機の速さ、どれをとってもデザイナーが知るべき「驚き」に満ちていたものと思います。
御協力いただいた皆様の御厚意に改めてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。